当医院ではお子様のお口の状態に合わせ、発育に合わせた治療計画を進めております。子供の歯は虫歯になりやすいです。早期発見が大事であると同時に、予防が重要です。一人で上手に歯を磨けるようになるまでは、必ず仕上げは保護者の方でしてあげてください。
糖分を口にすると、虫歯菌が酸を出し、歯が溶けはじめます。
しばらくするとだ液の力によって酸の中和と、再石灰化(溶けだしたミネラルが歯の表面に戻る)がおこなわれ、元の状態に戻っていきますが、甘いものを長時間口にしたり、一日に何度も口にしたりしていると、ずっと歯が溶け続けている状態になってしまいます。
フッ素入りの歯磨き剤、フッ素入りジェルなどで、少しずつではありますが歯そのものを丈夫にすることができます。
「かみごたえ」=「硬さ」ではありません。
歯ぐきの柔らかい子どもに急に硬いものを与えても、歯ぐきを痛め、子どもは硬いものを嫌いにするだけです。
お薦めは根菜、干物や乾物、するめ、ドライフルーツを食事やおやつに適量取り入れましょう。
寝ているあいだは、だ液の分泌量が減り、虫歯の出す酸に抵抗する力が弱まります。
寝る1時間前には、飲食を終わらるようにしましょう。
生え変わったばかりの永久歯は、歯の溝が深く、汚れがおとしきれずに虫歯になりやすい状態です。シーラントとは、歯の溝をフッ素の樹脂で埋めて、虫歯予防をする方法です。
永久歯に生え変わりはじめた幼稚園年長~小学校低学年のお子さんは、ぜひご相談ください。
フッ素は歯に塗布することで虫歯予防に大きな効果があります。更にフッ素入りの歯磨剤の使用などを併用することによって効果が高まります。
(その後絶対に虫歯にならないということではありません)
フッ素を塗った後も以前と同様日頃のしっかりした歯磨きを怠らず定期的に塗布して頂くことをお薦めします。。